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ジョルジオ アルマーニ 1996年 秋冬 ウィメンズウェア

  • 1996年
  • ライン
    Giorgio Armani
  • 性別
    ウィメンズ
  • シーズン
    Fall-Winter
概要

1996–97年秋冬ウィメンズウェア コレクションは、6つの明確なテーマで展開され、それぞれのテーマがエレガンスとコンテンポラリーなスタイルの異なる側面を探っています。
1つ目のテーマである「洗練されたグレージュ」は、グレーとベージュのシェードで展開される上品なスポーツウェアに焦点を当て、デイウェアとしてデザインされたガーメントを特徴づける控えめなエレガンスを表現しています。
2つ目テーマ「ブルー・ピリオド」は、ネイビーブルーの端正なスーツやアンサンブルを提案。すっきりとしたラインとクラシックな抑制感を想起させるシルエットを持つ一方で、コンテンポラリーな印象も強く維持しています。
3つ目のテーマ「ブラック・グラマー」では、宝石をあしらったピンで装飾されたダブルブレストジャケットとショートスカートを提案。伝統的なブラックのカラーパレットにラグジュアリーで大胆なタッチを添えています。
4つ目のテーマ「ゴージャス」では、鮮やかで明るいカラーを用いて洗練された直線的なフォルムに活力を与え、色彩のエネルギーとミニマルなシルエットの対比を生み出しています。
5つ目のテーマ「フェム・フェム」には、着物風ジャケット、シルクパンツ、流れるようなロングスカートが含まれ、ブラック地のプリント、クリーム色のベルベット、マトラッセベルベットが、1920年代の作家たちのスタイルを想起させます。
こうしたアイテムは、レイヤードのタイやネックレスによって彩られ、タイムレスな雰囲気に浸りながら、繊細さと洗練さを融合させています。
最後のテーマ「テニュ・ド・ソワレ(イブニングウェア)」では、それまでのテーマを総括し、豪華で夢のような再解釈が披露されています。
こうしたドレスは、明確さと正確さを維持しながらも、刺繍やディテールが施されることで、「夢」の世界のものへと格上げされています。
このランウェイショーは劇場のようなセッティングで行われました。背景には示唆に富むイメージやテキストが投影され、照明が変化することによって、視覚的にも雰囲気的にも途切れることのない変化が生まれました。

ルック

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Giorgio Armani
Fall-Winter
1996年
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